不動産投資と融資比較

不動産は金額も高いため融資を利用するのが一般的です。

スルガ銀行とかぼちゃの馬車事件から融資の引き締めが厳しくなったようですが、実際にお金を貸すのも簡単にサラリーマンへ貸し出していたのも問題があったと感じています。

さらに知識の少ないサラリーマンに億単位の貸し付けをしていたことや、金利4%以上と高金利だったこともあり、破綻したサラリーマンも多いようでした。

融資で貸りるための知識とは?

不動産を買うためにサラリーマンがお金を借りるのに不動産賃貸業を営んでいない方がいきなりフルローンで購入するのは問題が大きいと銀行に思われても仕方ないように思います。

不動産賃貸業では、いくつか必要な知識があります。

  • 物件を安く買う
  • 物件を高利回りで買う
  • キャッシュフローが出る出ないの見極め
  • 資産価値の判断

これらができていないと、売却時にマイナスとなってしまうこともあります。

せっかく不動産投資したと思っても、失敗した!と思う方が多いようです。

一つには、これらお金の勘定がしっかり考えられていなかったということ。

もう一つは、不動産賃貸業が思ったより大変だったことでしょう。

不労所得だと思って不動産を買った方には、想定以上に大変なことですから、こんなつもりではなかったとなるのでしょう。

不動産賃貸業は、思ったより儲からない不労所得としては難しいものです。

融資を受けるための書類

必要なものは下のものです。事前に準備しておきましょう。

3期分必要になります。

本人

  • 運転免許証(写し)
  • 健康保険証(写し)
  • 源泉徴収票 3期分(写し)
  • 確定申告書 3期分(写し)
  • 保有資産一覧
  • 保有資産の証明書(写し)
  • 家族構成(続柄一覧)
  • 自宅(自己保有の返済予定表。賃貸であれば家賃金額。)

連帯保証人

主に家族の方になると思います。事前に承諾してもらっておきましょう。
承諾なしに融資を受けて、後で知られて問題が起きないようにしましょう。

  • 運転免許証(写し)
  • 健康保険証(写し)
  • 源泉徴収票 3期分(写し)
  • 確定申告書 3期分(写し)

物件所有の場合

  • 物件概要書
  • 各戸の占有面積の一覧表
  • 家賃明細、契約年月日
  • 直近の固定資産税公課証明書
  • 返済予定表
  • 登記簿謄本

ローンはどこでするべき?

日本政策金融公庫、銀行、信金、ノンバンクなどが借入先です。

どこを選んだらよいか?

金利が低いところが一番で、繰り上げ返済時の違約金(ペナルティー)と借入期間などを考えて借入先を決めていきます。

公庫は10年から15年の借入期間なので銀行より短めです。

銀行は連帯保証人が必要で、耐用年数と積算に加えて属性が基準となります。

都市銀行は、耐用年数以内しか融資しないだけでなく審査がかなり厳しくなりますから新築などの好条件が必要になると思います。

これらより審査が厳しくないのはノンバンクですが、金利は高めとなるので収益性の低いものを買うと後々で持ち出しとなるかもしれません。

  • 日本政策金融公庫
  • 銀行
  • 信用金庫
  • ノンバンク(三井トラストなど)

最近はオリックス銀行が融資してくれます。

金利は安くありませんから比較検討が必要ですね。

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