太陽光発電も土地活用の方法の一つとしても注目されています。
太陽光発電投資の方法はどう考えればよいのでしょうか?
太陽光発電投資では日本政金融公庫が融資を出しています。
銀行は積極的ではありませんが、融資をしてくれる可能性はあります。
減価償却で節税にも有効と考えられます。
遊休地の活用を考えている方、農地を持て余している方は今がチャンスだと思いますよ。
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固定買取制度(FIT制度)があるうちに
20年間の固定期間買い取りという国(資源エネルギー庁)の優遇処置があります。
平成30年度は、売電価格が18円/kwhです。
この金額が20年間、継続的に支払われるので条件がよければ利回り10%以上も狙えます。
日本政策金融公庫が融資を優遇しているようです。
最近は売電価格も引き下げられたこともあるのか少し条件が厳しくなってきたようです。
売電価格は毎年度見直されて次第に下がっています。
10円程度を目指して値段調整しているため、今後の高利回り案件は難しくなると思わめます。
現時点よりパワコンの性能アップ、発電量が増加するようであれば利回りも変わってくると考えられますが、現時点で、ほぼ最大の発電量なのではないかと思われます。
ということで現時点が最後のチャンス!とも言えるでしょう。
太陽光発電と他の発電方法を比べてみる
自然環境を用いた発電には、水力発電、風力発電、地熱発電などがあります。
これらのほとんどには駆動部があるため消耗する部品があります。
また、破損する可能性もありますからランニングコストがかかります。
一方、太陽光発電は消耗品としてはパワーコンディショナーと呼ばれるインバーターくらいで、太陽光パネルは毎年0.5%程度、発電力が弱まるくらいで一気に消耗することはありません。
他の発電システムと比べてランニングコストがかからず、メンテナンス性に優れています。
太陽光発電投資は地主に有利
遊休地があり、光の当たる場所が確保できる土地さえあれば発電できます。
設置に向いていない場所
海に近い場合は、塩害により機器が痛むので海から数キロ離れていたほうがよいでしょう。
その他に、地盤がゆるい地域や、地ならしした後の転圧が弱い場合は、設備に影響が出るのは建物と同じです。
地盤がしっかりしていて、光が当たれば太陽光発電設備が設置できますから、このような土地を持っている方には有利です。
農家で畑を太陽光発電所としたい場合は、農地から地目を変更することができるのであれば、高利回りでの太陽光発電投資が可能になります。
再生可能エネルギー発電促進賦課金を取られてます
ご存知と思いますが、賦課金として毎月徴収されています。
これは、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスのいずれかで発電されたものが徴収されています。
関東にお住まいの方は、東京電力を利用していると思いますから、この賦課金が自動的に引き落とされていますのでご存知ない方は明細を見てください。
太陽光発電所を持つ
発電所を持っている!なんかカッコイイですよね。
これからも先、電気は必要なエネルギーとして利用されますから、発電所を持っていて損は無いと思います。
ただ、太陽光発電所は、電車も通っていないような田舎が多いですから、見に行くにしても車になるでしょう。
そうなると少し手間はかかりますが車のある方なら問題はないでしょう。
今後、原発などが無くなる方向に進めば、このような自然の再生エネルギーがもっと盛んになるに違いないと言えそうです。
または、他のエネルギー資源が開発される可能性もあります。
不動産賃貸業のような滞納リスクが無い!
最近の太陽光パネルは曇りでも少し明るければ、そこそこ発電するそうです。
太陽光は裏切りませんから賃貸アパート経営のような滞納のリスクがありません。
これはスゴイことだと思いませんか?
お客様が滞納したからといって、滞納保証会社に請求することもありません。
このような、煩わしいことが無いというのは精神面で非常にいいことだと思います。
太陽光発電所ははじめてしまえば管理もあまり必要ないですし、ほぼほったらかしで大丈夫です。
たまに雑草が生えてたら取るくらいです。
これも業者さんが近くにいたら取ってもらう程度の作業。
太陽光パネルも傾斜があるから、ほとんどの汚れは雨で流れてしまいます。
砂埃や鳥の糞程度なら流れてしまうので問題ありません。
不動産のような管理費、修繕費がほとんど無いのがいいところです。
壊れるとすればパワコンで数年すると壊れることがあります。
保証範囲内でも工事費は別途発生しますから予想外の出費となる可能性があります。
太陽光発電投資の出口
太陽光発電システムの廃棄には廃棄代がかかります。
土地付き太陽光発電所を買った場合は、利回りで買うと思いますので土地値は二束三文です。
そのため、店じまいするときに、この不動産が売れるかどうかわかりません。
土地付き太陽光発電所は、農地や森林などだったところを買うわけですから、それ以外の利用用途にするのは別に費用がかかるかもしれません。
20年の売電期間が過ぎてローンの支払いが終わったとしても、売電はできると思いますが、これもそのときの政策次第と言えますから必ずできるとは言い切れません。
大抵の不動産投資では、土地が売れないということは少ないですから、太陽光発電の場合は別のリスクが潜んでいる可能性があります。
相続する人がいないような場合は、相続放棄してしまうなら簡単でいいですが、資産のある人は安易に放棄も難しいかもしれません。
土地が売れない場合は、「固定資産税だけが増えて残る」ことになりますからこの点が怖いところです。
遊休地のある方は、太陽光発電で遊休地が勝手に儲かるものに化けるわけですから、やらない手は無いということになりますね。
出口のコスト
・システムの廃棄費
・土地の所有権移転登記費、仲介手数料
農家で農地転用できるなら
やらない手はないですよね。
ほったらかしで売電できれば一番です。
しかも自宅から近いならなおさらです。
簡単に農地を太陽光発電に切り替えることはできませんが、やるなら今ですね。